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中級のイタリア語<23>関係代名詞<1>主語・直接目的語を表すcheの用法
2019-09-10 Tue 18:00
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本日からは「関係代名詞」について、です。

「関係代名詞」とは、”〜についての何々”とか”〜である誰か”というような、その対象物を説明する
ものです。

まずは、関係代名詞cheを用いて2つの文を1つにまとめてみます。


昨日私は、女の子と知り合った。

Ieri ho conosciuto una ragazza,



彼女は非常にうまくピアノを弾く。

Lei suona molto bene il pianoforte.





昨日、非常にうまくピアノを弾く女の子と知り合った。

Ieri ho conosciuto una ragazza che suona molto bene il pianoforte.


che以降の文章を「関係詞節」と言います。

また、英語では人と物を分けますが、イタリア語では分けずに共にcheで表します。


さて上の文では、最初の文を基本としましたが、2つ目の文を基本とする言い方はこうなります。


昨日、私が知り合った女の子は非常にうまくピアノを弾く。

La ragazza che ho conosciuto ieri suona moito bene il pianoforte.

この場合、cheからieri までが、「関係詞節」になります。


また、che以外に、主語・直接目的語を表す il quale ( i quali,・・・)の用法もあります。


こちらは少々硬い文章になり、会話ではあまり使われません。
quale には、定冠詞がつきます。


昨日、私は非常にうまくピアノを弾く女の子と知り合った。

Ieri ho conosciuto una ragazza la quale suona molto bene il pianoforte.
*女性単数なので、la がつく


昨日、私が知り合った女の子は非常にうまくピアノを弾く。

La ragazza la quale ho conosciuto ieri suona molto bene il pianoforte.


このように、関係詞節は、先行詞であるragazzaなどの性や数に対応する必要があります。

男性単数  il quale
男性複数  i quali
女性単数  la quale
女性複数  le quali


昨日私は、非常にうまくピアノを弾くジャンニのガールフレンドと知り合った。

Ieri ho conosciuto la ragazza di Gianni la quale suona molto bene il pianoforte.

このように、先行詞が曖昧な場合に使われるのが普通です。この用法を見れば性別や数がわかるからです。
しかし、日常ではche が使われます。


次回は「前置詞がある場合」についてです。

それではまた。

Ci vediamo !


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中級のイタリア語<22>条件法<2>条件法過去
2019-09-03 Tue 20:32
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今日は、「条件法過去」です。

作り方は、

avere または essere の条件法現在 + 過去分詞

となります。

こちらが例になります。essere の場合は、主語の性別や数によって過去分詞が変化します。


avere の例:parlare(パルラーレ:話す)

io avrei parlato
tu avresti parlato
lui / lei avrebbe parlato
noi avremmo parlato
voi avreste parlato
loro avrebbero parlato


essere の例:andare(アンダーレ:行く)

io sarei andato / a
tu saresti andato / a
lui / lei sarebbe andato / a
noi saremmo andato / a
voi sareste andato / a
loro sarebbero andato / a


さて、条件法過去の用法を見てみましょう。


「仮定的意味」

過去、ある条件ならあり得た、起こり得たことが、実際にはそうならなかった


ジュンは彼に電話をしたかったが、番号をなくしてしまった。

Jun gli avrebbe telefonato, ma ha perso il numero.


「後悔・嘆き」

この出来事について、博士には話さない方が良かったんだけどなあ。

Non avresti dovuto parlare di questa facenda con il dottore.


「過去のある時点での、未来への意思や希望」ー過去未来と呼ぶ


彼女は、彼は2時に着く、と言った。

Lei ha detto che lui sarebbe arrivato alle due.

ha detto (言った)は過去形です。この場合、sarebbe arrivato(着く)はこの時点で”未来”ですが、この話をした時には、”過去になっている”です。
なので、この sarebbe arrivato は”過去から見た未来”となり、これを「過去未来を表す条件法過去」と言います。
*これが、ほんのちょっと前に言っていたのなら、条件法過去のところを未来形にすることがあります。
(意味は同じです)

Lei ha detto che lui arriverà alle due.


条件法が加わってますます会話が広がりますね。覚えるのが増えるのは大変ですが・・。


次回からは、「関係代名詞」です。英語でもお馴染みですね。


それではまた。

A presto !



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中級のイタリア語<21>条件法<1>活用の仕方
2019-08-27 Tue 09:54
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今日はイタリア語の形の一つ、「条件法」の第1回目です。

まずは、「条件法」とはなんぞや?

今までの「〜だ」「〜です」というような普通の言い方、はっきりした断定する言い方がほとんどでしたが、
それらを「直接法」「命令法」と言います。

それに対し、「(ある条件に対して)〜なのにな」「〜だろうな」と、可能・可能性・推測・語調調和などいろいろな表現を「条件法」と言います。


<直接法>例:Ti fai questo. 君はこれをする。
<命令法>例:Fai questo ! これをやりなさい。
<条件法>例: Al tuo posto io farei in un altro modo. 君の立場だったら、私は別の方法を取るでしょう。


さて、条件法の活用を見てみます。未来形の活用によく似ています。


- are 動詞の例:parlare (パルラーレ:話す)

io parlerei
tu parleresti
lui / lei parlerebbe
noi parleremmo
voi parlereste
loro parlerebbero


- ere 動詞の例:prendere( プレンデーレ:〜を取る)

io prenderei
tu prenderesti
lui / lei prenderebbe
noi prenderemmo
voi prendereste
loro prenderebbero


- ire 動詞の例:preferire( プレフェリーレ:〜を好む)

io preferirei
tu preferiresti
lui / lei preferirebbe
noi preferiremmo
voi preferireste
loro preferirebbero


活用語尾は、すべて、- rei, -resti, -rebbe, -remmo, -reste, -rebbero となります。

また、こちらも、語尾が -care, -ciare, -sciare, -giare といったものがつくものは、未来形同様に少し変わります。

例:giocare (ジョカーレ:遊ぶ)綴り字 h を入れる

io giocherei
tu giocheresti
lui / lei giocherebbe
noi giocheremmo
voi giochereste
loro giocherebbero

例:mangiare(マンジャーレ:食べる)

io mangerei
tu mangeresti
lui / lei mangerebbe
noi mangeremmo
voi mangereste
loro mangerebbero


これにも、不規則活用があり、これも「未来形」と同じ活用します。
特に、 essere 動詞は特殊です。

一つ一つ例をあげます。

essere動詞

io sarei
tu saresti
lui / lei sarebbe
noi saremmo
voi sareste
loro sarebbero


avere動詞 (語尾が脱落する例。他には、andare, potere, dovere, vedere などなど・・)

io avrei
tu avresti
lei / lui avrebbe
noi avremmo
voi avreste
loro avrebbero


venire (ヴェニーレ:来る)のように語尾を -rr にするタイプ。

volere (ヴォレーレ:〜したい)

io vorrei
tu vorresti
lui / lei vorrebbe
noi vorremmo
voi vorreste
loro vorrebbero


stare (スターレ:いる)のように、-are 動詞だけど、語尾を -e に変えないタイプ。

fare( ファーレ:する)

io farei
tu faresti
lui / lei farebbe
noi faremmo
voi fareste
loro farebbero


活用ばかりじゃあれなので、例文をみてみましょう。

例文1:ねえ、ちょっと、彼の住所を教えてくれない?

Scusa, mi daresti l'indirizzo di lui ?


例文2:君に頼みたいことがあるんだけど。

Vorrei chiederesti un favore.



最後に問題を一つ。


- Che ora sono ?( ケ オーラ ソノ? )今何時ですか?

- Non lo so, perché non ho l'orologio , ma ( )le cinque.
 (ノン ロ ソ、 ペルケー ノン オ ロロロッジョ 、 マ 〜〜〜  レ チンクエ )
 時計を持ってないので正確にはわかりませんが、多分5時頃でしょう)


( a ) sarebbero ( b ) sono ( c )sarà ( d ) saranno


さあ、どれでしょうか。実はこれは引っ掛け問題です。
条件法の話をしているので、( a ) を選んでしまいますが、答えは ( d ) の未来形です。

条件法だと、例えば「今は季節的に冬だから、この時間は多分ー」というのが入ります。
例文だと、現在の予測なので、「直接法未来形」となります。

( b ) は直接法、( c ) は単数の未来形です。(時間は複数形です)



活用形は覚えるのが大変ですが、基本となります。未来形やその他の活用と似ているので合わせて覚えるしかありません。
他にイタリア語を勉強している人がいたら、きっと共感してもらえるかなー。


今日はここまでです。
また次回お会いしましょう。


Ci vediamo !


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中級のイタリア語<20>命令法<2>様々な命令形
2019-07-30 Tue 18:00
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命令法には、他に「代名詞を伴う」「再帰動詞を伴う」場合があります。

<目的語代名詞>


**代名詞の位置は、三人称(Lei と loro )の場合は、動詞の前に、その他は語末に結合します。
**二人称単数形( tu )で、va' , dì , fa' などの短縮形に代名詞が付くときは、それぞれ
  vacci, dimmi, fallo, dammi などのように子音を重ねて結合します。(ただし、gli は g を重ねない)


prendere + lo(〜を取る + それを)

tu prendilo
Lei lo prenda
noi prendiamolo
voi prendetelo
loro lo prendano



dire + glielo(言う + 彼にそれを)


tu diglielo
Lei glielo dica
noi diciamoglielo
voi diteglielo
loro glielo dicano


andare + ci(行く + そこへ)


tu vacci
Lei ci vada
noi andiamoci
voi andateci
loro ci vadano


<再帰動詞>

alzarsi(起きる)

tu alzati
Lei si alzi
noi alziamoci
voi alzatevi
loro si alzino

andarsene(立ち去る)

tu vattene
Lei se ne vada
noi andiamocene
voi andatevene
loro se ne vadano




例文1:健を見かけたら、私に電話するように言って!

Se vedi Ken, digli di chiamarmi !


例文2:さあ起きて、急いで服を着なさい。

Su, alzati e vestiti in fretta.


例文3:二人称と三人称に対する言い方の違い


三人称( Lei )の場合

出て行ってください!

Se ne vada !


二人称( tu )の場合


出て行ってくれ!

Vattene !



<否定形>


「〜してはいけない」とか言いたい時には、命令の形に、non をつけます。
ただし、二人称単数の tu の場合のみ、「non + 不定詞」となります。


non + andare

tu non andare
Lei non vada
noi non andiamo
voi non andare
loro non vadano


代名詞を使う場合、活用は肯定の場合とほとんど同じですが、主語 tu の時のみ、2つのパターンが可能です。


non + prendere + lo


tu non prenderlo(または、non lo prendere )
Lei non lo prenda
noi non prendiamolo
voi non prendetelo
loro non lo prendano


例文4:

彼に本当のことを言ってはいけないよ。

Non dirgli la verità.(または、Non gli dire la verità.)


例題5:

そのトマトは腐っています。食べてはいけません。

Questo pomodoro è andato a male. Non mangiarlo.(または、Non lo mangiare )


いかがでしたでしょうか。
イタリア語の文法の型の一つ、「命令法」をみてまいりました。
次回は、もう一つの型である「条件法」です。


それではまた次回に。


Ci vediamo !





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中級のイタリア語<19>命令法<1>用法
2019-07-23 Tue 20:05
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今日は命令法の「用法」についてです。
”命令法”とは、「〜しなさい」「〜してください」という言い方です。

まずこの表をみてください。(と命令法で言ってみる(爆))



<基本活用>

働く:lavorare


tu lavora
Lei lavori
noi lavoriamo
voi lavorate
loro lavorino


眠る:dormire


tu dormi
Lei dorma
noi dormiamo
voi dormite
loro dormano


さて、これをご覧になって何か気づきましたか?

1:主語 io には対応する形はない。自分に命令できないから。
2:三人称単数形は、敬称である Lei (あなた)としての用法のみ。
3:一人称複数形 noi(私たち)は「〜しましょう」という意味になる。
4:三人称複数形 loro (彼ら)は、この場合、二人称複数の敬称「あなた方〜なさってください」という意味になる。

** 語尾が -a の場合と、-e, -i では、二人称・三人称単数の形が逆転します。



<不規則活用>

活用形の tu, Lei に不規則な要素がある場合、命令法でも活用が不規則になります。


例えば


行く:andare

tu va' ( vai )
Lei vada
noi andiamo
voi andate
loro vadano


言う:dire

tu di ( dici )
Lei dica
noi diciamo
voi dite
loro dicano


essere動詞

tu sii
Lei sia
noi siamo
voi siate
loro siano


avere動詞

tu abbi
Lei abbia
noi abbiamo
voi abbiate
loro abbiano


例文1

どうぞ、おっしゃってください。

Dica, per favore.

*per favore や prego などの表現を使うと、丁寧な言い回しになります。


例文2:さあ、行こう!

Su, andiamo !


次回は、その命令法に代名詞を使う場合と再帰動詞の場合、そして否定命令「〜してはいけない」と言うのを見ていきます。

それでは・・


Ci vediamo !




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