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中級のイタリア語<18>未来形<2>先立未来(前未来)
2019-07-16 Tue 21:07
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先立未来(前未来とも言います)とは

「単純未来が、これから先の一時点で起こるであろう動作・状態を表すのに対し、先立未来とは、その一時点を基準にその前に起こるであろう(完了するであろう)ことを指します」

・・・です(爆)


つまり、『「〜だろう」「〜するつもりだ」と言う先の予定の前に』完了するだろうという事柄。

「この仕事が終わってから、お買い物に寄ろうかな」

この文でいうと、前半の「この仕事が終わってから」が先立未来です。お買い物は仕事が終わったら、この終わってからも一応今の時点では未来なので、「先立(前)未来」というわけです。

「先立未来」の用法は

助動詞 avere または essere の未来形+過去分詞の形です。


雨がやんだら、出かけましょう。

Usciremo appena avrà smesso di piovere.

*appena (アッペーナ)〜するやいなや、〜したら
*piovere (ピオヴェーレ)雨が降る

他に、dopo che(ドッポ ケ:〜した後に)、quando(クアンド:〜している時に)などの接続詞とともに用います。


また、会話では、同じ意味で「先立未来」の代わりに「単純未来」を使う傾向があるようです。


Usciremo appena smetterà di piovere.



実はこの「先立未来」は、もう一つ用法があります。

言葉に未来というのがありますが、過去の意味を表し、「〜だったのだろう」となる用法があります。


博士は何時に着いたのかな?

A che ora è arrivato dottore ?


さあ、午前0時ぐらいじゃないかしら。

Mah, sarà stata mezzanotte.




私は実を言うと、準2級を視野に入れて勉強しようと思っています。
この「先立未来」はその準2級でしっかり登場すると言うことなので、単純未来と同様にしっかりやろうと思っているんですが・・3級だけでも似通った用法があって、試験会場ではこんがらかりそうです。
なので、今後は整理してこちらでも紹介していきたいと思います。


さて、次回は「命令法」です。

またお会いしましょう。


Ci vediamo !


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中級のイタリア語<17>未来形<1>単純未来
2019-07-09 Tue 20:28
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今日からは「未来形」について、です。
未来形、とは”〜だろう””〜する予定だ”などのような表現です。

そして、イタリア語では、さらに「単純未来」と「先立未来(前未来)」という2つがあり、今回は「単純未来」の話です。


未来形の活用は、常に一定です。

順に、-rò, -rai, -rà, -remo, -rete, -renno となりますが、これらとつながる「語幹」に注意する必要があります。
また、 -are 動詞では、 -erò などと変化することにも注意です。

例をひとつあげましょう。

働く:lavorare(ラヴォラーレ)

io lavorerò
tu lavorerai
lui / lei lavorerà
noi lavoreremo
voi lavorerete
loro lavoreranno


<注意すべき活用>その1:不定詞の語尾が -care, -gare, -ciare, -sciare, -giare の場合

探す:cercare(チェルカーレ)

-care に、h を入れて、-che という語尾になる。

説明する:spiegare(スピエガーレ)

-gare に、同じく h を入れて、-ghe となる。

始まる:cominciare(コミンチャーレ)

-ciare が、-ce に変わる。例えば一人称単数形だと、語尾が -cerò となる。

置いていく:lasciare(ラッシャーレ)

-ciare が、-sce と変化。

食べる:mangiare(マンジャーレ)

-giare が、-ge に変わる。


io mangerò
tu mangerai
lui / lei mangerà
noi mangeremo
voi mangerete
loro mangeranno


<注意すべき活用>その2:不規則活用

avere, andare, dovere は a や e が抜けます。


行く:andare(アンダーレ)

io andrò
tu andrai
lui / lei andrà
noi andremo
voi andrete
loro andranno


<注意すべき活用>その3: -are 動詞でも、a を維持するもの

dare(ダーレ:与える、あげる)、fare(ファーレ:〜をする)、stare(スターレ:(〜の状態で)いる)

fare の変化

io farò
tu farai
lui / lei farà
noi faremo
voi farete
loro faranno


<注意すべき活用>その4:活用語尾の前で、-rr となるもの

bere(ベーレ:飲む)、rimanere(リマネーレ:留まる)、venire(ヴェニーレ:(〜と一緒に)行く)、tradurre(トラデューレ:翻訳する)


bere の変化

io berrò
tu berrai
lui / lei berrà
noi berremo
voi berrete
loro berranno


<注意すべき活用>その5:essere動詞

こちらは、独特の変化をします。

io sarò
tu sarai
lui / lei sarà
noi saremo
voi sarete
loro saranno



活用の例文です。

「未来の動作・状態・意思・予定」


ジョージは明日の朝10時ごろに着くでしょう。

George arriverà domani mattina verso le 10.
  * verso は「およそ、〜頃」


私たちはシチリア島へ行って、友人にあう予定です。

Andremo in Sicilia e incontreremo gli amici.
  *incontrare(インコントラーレ:〜に会う)


「現在の事柄に対する推測」

〜はどこ?と聞かれて


わからない。まだ仕事じゃないかなあ。

Non lo so. Sarà ancora in ufficio.
  *ufficio オフィス


「命令・要請」


必要なだけ取って!

Prenderai quel tanto che ti basterà !
  *bastare(バスターレ:足りる、十分だ)



次回は、「先立未来」です。それってなんぞや?

ところで、またMacくんが賢くなってきているみたいで、時々スペルチェックをしてくれちゃいます。
今回で未来形も覚えたようなので、今後楽しみのような怖いような?(笑)
私のMacくん、確実にイタリア語マスターし始めています。負けないぞ!


それではまた〜

Ci vediamo !






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Pausa Caffè
2019-07-06 Sat 16:10
さて、今日の、Pausa Caffè は、何枚かの連続したイラストを見てそれを順を追って話を作る、というものです。

"Joe...”Guardate le illustrazioni e raccontare la storia usando il passato.( Dell 80 alle 100 parole )

(訳)「ジョーは・・」。イラストを見て、過去形を用いて話を物語ってください。(80語から100語の間で)


#57_1


Joe guidava una macchina sul ghiaccio.(ジョーは氷の上で車を走らせていきました。)(6語)

*guidava =guidare(運転する)の3人称単数・半過去
*ghiaccio(ギアッチョ:氷)
  essere ( rimanere ) di〜 冷淡である:驚いて〜のように固まる
  rompere il ghiaccio 打ち解ける

#57_2


Da un lato, un vecchio lo stavo aspettando.(一方、一人の老人が彼を待ち構えていました)
Aveva i capelli biondi e mettereva un cappello.(帽子をかぶり、ブロンドの髪をしていました)(16語)


*da un lato 一方で
*vecchio 年老いた、老人
*capelli 髪  biondi 黄色
*mettere 〜を着る、身に着ける


#57_3


Il vecchio ha inseguito la sua macchina.(老人は、彼の車を追いかけていきました)(7語)

*inseguire(他)〜を追う、追跡する、追い回す
 -irsi 追いかける


#57_4

Quindi Joe si voltò e guardò la macchina dietro di lui.(なので、ジョーは振り返り、後ろの車を見つめました)
(11語)

*quindi なので、それゆえに、従って
*voltò e guardò 振り返って見る
*dietro di 〜  〜の後ろ


#57_5


Il vecchio ha mirato a sulla macchina precedente.(老人は前の車に狙いを定めました)(8語)


*mirare(ミラーレ)他動詞:狙う、狙いを定める 自動詞:〜に狙いを定める( + a )


#57_6


E ha impostato un proiettile.(そして一個の弾丸をセットしました)(5語)

*impostare(インポスターレ)〜を設置する、決める
*proiettile(プロイエッティーレ)弾丸、ミサイル、(弾丸の)薬包


#57_7


Quando il vecchio ha sparato una pistola, l'auto di Joe si blocca in un istante, e l'auto si fermò in
superficie e si voltò,(老人が弾を撃つと、ジョーの車は一瞬のうちに凍りつき、地表へ仰向けになって止まってしまいました)(24語)

*quando 〜した時
*sparare (スパラーレ:発射する)
*bloccare (ブロッカーレ:〜の動きを止める)
*superficie(スペルフィチーレ:表面)
*fermare(フェルマーレ:止める)(他動詞)-arsi 止まる


#57_8


Quindi Joe nell'auto è stato anche ghiacciato.(なので、車の中のジョーも氷漬けになってしまいました)(7語)


#57_9


Il vecchio lo guardò e disse con soddisfazione "Prima di tutto, una persona è stata sconfitta.”
(老人はそれを見て、満足そうに「まずは一人(倒した)」と言いました。)(16語)


*prima di tutto まずは(直訳:全ての最初)
*soddisfazione (ソッディスファツィオーネ:満足感、喜び)
*sconfitta (スコンフィッタ:敗北)
  sconfiggare (戦いに)破れる
 上の文の場合は、その人物が負けた、という意味。



さて、今回のストーリーで、ちょうど100語です。最初にやってみたら97語だったのですが、色々と辞書等を開いて直したらこうなりました。

このようなイラストを順繰りに説明するタイプは、過去形を使うパターンが多いです。
過去形には、3つあるとお話ししましたね。
「半過去」「近過去」「大過去」。
今回は「半過去」と「近過去」を使いました。

近過去は普通に「〜した」という言い方で、よく使います。半過去は「〜していた」となり、その時にはquando など、
”〜の時に”という接頭語が付きます。
「私がテレビを見ていたら、彼がやってきた」という感じです。
そして、その接頭語はこの他に、

poi :それから
e :そして
o :しかし、だが、
dopo :〜の後に

があり、これらを使って文章を作っていきます。


2番目のイラストでミラー爺の描写をしましたが、試験では色はないので、例えば、

i capelli lunghi 長い髪  corto 短い

とか表現します。もちろん、黒い髪とかブロンドは説明できます。

「髪」は常に複数形です。


このタイプの作文では、だいたい「主人公の朝から夜までの1日」とか「家を出て帰ってくるまでの出来事」のストーリーをイラストを見て作るものが多いです。



誰かの1日とかもいいんですが、こういうキャプチャの方が楽しいな〜なんて^^;



それではまた。


A presto !


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中級のイタリア語<16>助動詞が紛らわしい動詞について
2019-07-02 Tue 21:03
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近過去や大過去には、助動詞が必要です。
助動詞とは、essere とavere のことですが、簡単に復習です。

essere 動詞 =「発生」「移動」「状態」などを表す自動詞や再帰動詞
avere 動詞 =「〜を」などの直接目的語が必要な他動詞


以下の動詞は、表現の仕方によって両方を使い分けます。


1 走る  correre( 過去分詞は corso )

「走る」という動作や比喩的表現は、avere
「走る方向、目的」を表す表現は、 essere


例文:昨晩、竜は公園を1時間走りました。痩せる決心をしたのです。< avare >

Ieri sera Ryu ha corso per un'ora nel parco: ha deciso di dimagrire.


私たちは庭にいましたが、電話がなっているのが聞こえたので家へと走りました。< essere >

Eravamo in giardino, ma quando abbiamo sentito il telefono siamo corso in casa.



2 跳ぶ  saltare


「〜を(直接目的語)跳ぶ」という動作や比喩的表現 → avere
跳ぶ方向を表す表現 → essere


3 上がる  salire


「〜を(直接目的語)上がる」という動作 → avere
上がる方向を表現 → essere


4 降りる  scendere


「〜を(直接目的語)降りる、下る」という動作 → avere
下る方向を表現 → essere


5 上がる  aumentare


「〜を(直接目的語)増やす、上げる」他動詞 → avere
「〜が増える、 上がる」自動詞 → essere


6 変える  cambiare


「〜を(直接目的語)替える、変える」他動詞 → avere
「〜が変わる」自動詞 → essere


7 passare


「渡る、過ごす」他動詞 → avere
「過ぎる、渡る、立ち寄る」自動詞 → essere


8 cominciare


「〜を(直接目的語)始める」他動詞 → avere
 *cominciare + a + 不定詞 の形を取ります。
「〜が始まる」自動詞 → essere


9 continuare


「〜を(直接目的語)続ける」他動詞 → avere
 *continuare + a + 不定詞


10 finire


「〜を(直接目的語)終える」他動詞 → avere
 *finire + di + 不定詞

例文:私たちは昨晩、とても遅い食事を終えました。

Abbiamo finito di mangiare molto tardi ieri sera.

「〜が終わる」自動詞 → essere


<特に注意すべき動詞>

「移動」は基本的には essere ですが、時には avere を使うものがあります。

1 frequentare「〜へ通う」他動詞 「〜へ」は直接目的語になります。

例文:私は4年間、大学へ通いました。

Ho frequentato l'università per 4 anni.

・frequentare + 人 「〜と付き合う」

2 passeggiare「散歩する」 avere を用いる自動詞


その他、 camminare「歩く」、viaggiare「旅行する」、nuotare「泳ぐ」 など。


また、これ以外でも助動詞を使い分ける動詞がいくつかあります。
問題集などで確認、です。


次回は「未来形」です。

それではまた〜

Ci vediamo !


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中級のイタリア語<15>近過去・半過去・大過去<2>
2019-06-25 Tue 20:41
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<半過去の変化>

半過去の用法変化はある程度規則性があります。

基本的には -are動詞、-ere 動詞、-ire動詞の語尾は、順に -vo, -vi, -va, -vamo, -vate, -vano となります。

ですが、essere 、avere はちょっと独特な変化をします。

『essere』

io ero
tu eri
lui / lei era
noi eravamo
voi eravate
loro erano

『avere』

io avevo
tu averi
lui / lei aveva
noi avevamo
voi avevate
loro avevano


<近過去と半過去の組み合わせ>

近過去と半過去が組み合わさると、「〜している時に〜した」「〜だった時、〜だった」という意味になり、前半は継続的動作・状態、つまり「半過去」、後半は瞬間的動作、「近過去」となります。


バスを待っている間に、健に会った。

Mentre aspettavo l'autobus, ho incontrato Ken.

待っている間= mentre aspettavo(半過去)
会った   = ho incontrato(近過去)


<大過去>

大過去とは、「ある過去を基準としてそれよりも以前に完了した動作・状態」です。

『avere, essere の半過去 + 過去分詞 』 で表します。

それでは、その代表格のものの変化を見ていきます。


「avere」  

mangiare「食べる」他動詞


io avevo mangiato
tu avevi mangiato
lui / lei aveva mangiato
noi avevamo mangiato
voi avevate mangiato
loro avevano mangiato


「essere」


andare「行く」自動詞


io ero andato / a
tu eri andato / a
lui / lei era andato / a
noi eravamo andati / e
voi eravate andati / e
loro eravano andati / e


ここで検定に出るような問題をやってみましょう。


(訳)前の晩にワインを飲みすぎて、昨日は頭が痛かった。(当然ですが、試験では訳はありません)

Ieri ( ) mal di testa, perchè la sera prima ( ) troppo vino.


( a ) avevo / avevo bevuto
( b ) ho avevuto / avevo bevuto
( c ) avevo / avessi bevuto
( d ) ho avuto / abbia bevuto



さて、いかがでしょうか。
前者は、昨日痛かった、なので「近過去」、ワインを飲みすぎたのはそれよりも前なので、「大過去」です。

すると、答えは  ( a ) となります。



今まで見てみると、近過去や大過去を作る時には助動詞 avere, essere を使い分けることがわかります。
基本的には、avere = 他動詞(一部の自動詞)、essere = 自動詞、再帰動詞 となりますが、それ以外にも注意するものがあります。それは次回に見ていきます。


それではまた。

A presto !



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