『約束』
2017-09-29 Fri 18:00

夜も更けた頃、ベッドから起きた甚平は鼻を動かした。
「あれえ、すんげえいい匂いがする・・・なんだろう?」
そして階下へ降りると、カウンターで何やら作業をしているジュンの姿があった。
彼女はオーブンを覗き込み、焼き具合を確認しているようだ。
「お姉ちゃん」
「あら、甚平。ごめんね、起こしちゃった?」
「ううん、いいよ。何だい?えらくたいそうなお料理じゃんか」
ジュンは笑った。
「ふふ、そうなの、せっかく教えてくれたレシピだもの。ちゃんと作れるようにならないと怒られちゃうわ」
「ああ、そうだね、もう1年になるのか・・・」
甚平はそう言って俯くと、ジュンも同じように悲しげな表情で俯いた。
霧深い草むらの上で、ジョーは彼らに惜別の言葉を一人一人にかけ、そして彼らの知らないうちに旅立って行ってしまった。
甚平は鼻をすすり、そして冷蔵庫から何かを取り出した。
「おいらも、実は教えてもらったレシピ作ってみたんだ」
「なあに?」
それは銀のトレイに凍った茶色いものだった。
「これをね、フォークでザクザクとやって・・」
甚平は大雑把に砕いたそれをガラスの器に盛り付けた。
「これはね、”グラニータ”と言って、いわばかき氷みたいなものだって。これはあらかじめ作っておいたグラニュー糖のシロップにコーヒー(主にエスプレッソ)を混ぜ、冷蔵庫で凍らせただけで作れるんだ」
「へえ、簡単なのね」
とちょうどオーブンからチン!という音が聞こえた。
「できたわ!」
「お姉ちゃんのは?」
「”イカの香草パン粉オーブン焼き”よ」
「わあ、すげえ」
甚平は、ジュンが取り出したオーブン皿の上のイカに目を丸くした。
「これってね、ほとんど手間がかからないの」

”イカの香草パン粉オーブン焼き”の手順はこうだ。

1 イカに塩胡椒をふりかけ、オリーブオイルをまぶす。
2 ボウルに衣の材料(パン粉、ニンニク、イタリアンパセリ、乾燥オレガノ、パルミジャーノをすりおろしたもの)をすべて入れ、よく混ぜる。
3 1のイカを2の衣に軽く押しつけながらよくまぶす。
4 オーブン皿に並べ、上からオリーブオイルを軽くかける。
5 180度のオーブンで約8分、軽く焼き目がつくまで焼く。

ジュンはそれをナイフで一口大に切り分けた。
「あら、柔らかい。ねえ、甚平、味見してみて」
「え?いいの?」
「モチよ」
甚平はフォークで1つ刺すと口へ運んだ。いつもならば彼女の作った料理にはケチをつけて口にしないのにこの時はどういうわけか躊躇なく食べた。
「うまいよ!お姉ちゃん!」
「本当?」
ジュンは同じように口へ運んだ。
「あら、ほんと」
「・・さてはお姉ちゃん、おいらに毒味させたな」
「まあ、毒味だなんて失礼ね」
「おっと、これ溶けちまわないうちに食べなきゃ」
甚平はグラニータに手を伸ばした。
「ま、ごまかして」
「お姉ちゃん、これもうまいよ」
ジュンは一口口に入れた。
「本当だ。大人の味ね」
「よかったね、成功して。これでホッとしているんじゃない」
「そうね・・」
2人は微笑みあった。


まだ午前の日差しの強くない頃、誰もいない海岸をひたすら走っている竜の姿があった。
そしてそれを彼の父親と弟の誠二が見ていたが、やがてこんなことを言い出した。
「竜兄(あん)ちゃん、どうしたんだろう。結構頑張ってるよ?」
「ん、竜もあれでなかなか頑固なやっちゃだからのう。やっぱり友達に言われたのが効いてるんだべ」


そしてとある日の夜。じっと夜空にかかる月を眺めていた健は、庭に停めてあるセスナ機に近づいた。
そして彼はセスナ機に飛び乗り、エンジンをかけた。
それは勢いよく飛び上がり、星のきらめく夜空に浮かぶように飛び始めた。
しばらく無言だった健は、空を見上げながらこう言った。
「どうだい?今日も綺麗な星空だ。・・お前が望んでいた空だぜ。見えるだろう?」
やがてそうやって飛び続けた健はレバーを引き、また今来たコースを戻るように旋回した。そして下を見下ろして顔をほころばせた。
そして降下し、元の位置に戻った。建物の先にはジュン、甚平、そして竜の3人がもう集まっており、テーブルを準備していた。
「やあ、もう集まったのか」
「健が戻ってくるのを見計らってきたのよ。きっと飛んでいるだろうって」
「もう腹減って仕方ないぞい」
「待ちなよ、竜。ねえ、兄貴、見てくれよ!これ、お姉ちゃんが作ったんだぜ!」
テーブルの中央にある白い皿の上にはこんがりと焼けていい匂いをさせているイカの香草焼きが並べられていた。
「へえ、ジュンが作ったのか」
「イカは竜が新鮮なものを持ってきてくれたのよ」
「そんでねえ、これはオイラが作ったんだ」
「すごいな」
「そんじゃあ皆揃ったから始めるぞい」
「うん」
「「いただきまーす」」
4人は立食パーティーよろしく各々食べ始めた。
ジュンはじっと息を飲んで健が食べるのを見つめた。彼はそれに気づいてこう言った。
「うまいじゃないか、ジュン」
「本当?健」
「ああ、きっと喜ぶぞ」
ジュンはいつもなら自分が褒められたわけじゃないことに怒るところだが、彼の思いを察して微笑んだ。
「本当?だといいんだけど」
「うんうん、うんめえわさ。ジュン、これならもう安心じゃい」
「大食らいの竜が褒めてるぜ、よかったね、お姉ちゃん」
ジュンは涙をぬぐった。
「私だけじゃないわ。きっと・・力を貸してくれたのよ」
「まあ・・お姉ちゃん一人じゃこんなにうまくできないもんね」
「ま!言ったわね」
ジュンは甚平の額を小突いた。
「イテッ、自分で言ったんじゃんか」
「おいおい、2人とも。相変わらずだと笑ってるぞ」
「なんだよ、兄貴。ジョーの言葉が聞こえるんなら言ってくれよ、笑ってないで降りてきて食ってみてよって」
健は目を伏せたが、笑って甚平を見た。
「甚平が寝静まったら来るってよ」
「ええ?」
竜とジュンは顔を見合わせた。
「健が来るんじゃろ」
「あら、それじゃ全部食べなきゃ」
2人は小声で言ったが、健に愛想笑いをした。
健はやれやれと頭を振った。

食事が終わると面々は芝生の上に腰掛け、夜空の星々を眺めた。竜は相変わらずというかやっぱりというかいびきをかいて大の字で寝ていたが、3人は大して気にせずにいた。
「綺麗ね・・・」
「ああ」
「そういえば、兄貴はジョーの兄貴に何しろって言われたの?」
「・・・特になかったなあ、宿題」
「えー、ずるいや〜」
「ふふ、ジョーと健はね、もう何も言わなくても通じる仲なのよ」
「へえ、お姉ちゃん、妬かないの?」
「別に」
「強がっちゃって!」
「うるさい!」
健はじっと輝く星たちを見つめた。
「・・・・」
あいつは・・・

”最後の最後まで迷惑をかけちまったが、おめえにはいろいろ感謝してるぜ・・・”

「・・・ジョー・・・」

”最後まで説教か?”


「俺は奴を見るとすぐに小言を言うと思って余計なこと言わなかったじゃないのかなあ」
「そうだよ!あのときだって怒ってさ。ばかやろうっとか言って。ほんと、兄貴って素直じゃないんだから」
健は甚平の頭を小突いた。
「こいつ、生意気言いやがって」
「へへへ」
すると背後で竜の声がした。
「う〜ん・・・もう食えねえ・・・」
「まあ」
「しょうがないなあ、竜は」
3人は笑ってまた夜空を見上げた。
「またこうして会おうぜ。あいつも来てくれるだろうからな」
「そうだね、また5人一緒にいようよ」
3人の頭上では星々が瞬いた。まるで返事をしているかのように・・・。




  
ー 完 ー




今回のお話は以前書いたフィクのアンサー編です。合わせてどうぞ → 『夢の中へ








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第76話「あばかれたブレスレット」
2017-09-28 Thu 20:14
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ジュンの靴からとうとうギャラクターはその変身の秘密を探り当てその変身を破るメカを開発します。
ミズノ博士が開発したという「メガザイナー」。それはまた後々忍者隊を苦しめることになります。


さて、街ではレース大会が行われていて、我らがジョーが参加しておりました。もちろん仲間たちも声援を送ります。
でも場所は多分パドックだと思うんだけど・・よく入れたね。博士の計らい?コネ?(爆)
とそんなときにこれまた非情にも通信が入ります。健はジョーに集合だと連絡しますが、彼はどこ吹く風。ゴールするまでやめないつもりです。みんなに先に行くよう言い、構わずに走り続けました。
そんなわけなので、みんなは行ってしまいますが、ジョーはぶっちぎりの1位。みんなに見て欲しかったね。
そして任務を思い出し、今来た道を引き返し、観客が見守る中、場外へ飛び出していきます。

戻るために変身するジョー。しかしそれをギャラクターがキャッチしてしまい彼を追いかけます。ギャラクターに追いかけられていることに愕然とするジョー。でも驚いている場合ではありません。
追い詰められ、とりあえずG−2号機はそのままに姿をくらますジョー。そして追いついたギャラクターの怪しげな銃のような機械から発せられる光線を浴びたGー2号機はなんともとの車に。驚くジョー。
彼は自分を探す彼らの目の前に姿を現し、戦い翻弄しますが、飛び上がった瞬間に脚を撃たれて墜落してしまいます。
やがて引き返すギャラクターですが、ジョーは自分のその脚がもとの脚に戻ってしまったのを見て驚愕します。

博士のもとに集合した4人は、ギャラクターに攻撃されたとされる場所へと出動します。
博士は入れ替わるように戻って来たジョーを見て叱ろうとしますが、遅れた理由が変身したと同時にギャラクターに襲われたこと、そして彼らの機械からの光線を浴びると変身が戻ってしまうということを聞いて健たちに連絡をしようとします。

でも健たちは調査のためブレスレットの通信機能を切り探知機にしていて全く連絡が取れない状態でした。
それを聞いてすぐさま部屋を出るジョー。彼らのもとへと急ぎます。無事でいてくれと願いながら。

特殊パナーム弾で焼き払われた街は悲惨なものでした。そこで発せられるモールス信号。
手分けして探す忍者隊ですが、健が信号を打つ女性を追いかけると、カッツェの変奏でギャラクターに取り囲まれます。
そして戦っている中でカッツェにメガザイナーを撃たれ、全身を浴びて気絶してしまいます。
一方の3人も次々にギャラクターに捉えられてしまい、カッツェは早速メガザイナーを当てようとしますが、そこへジョーがやってきて3人を救います。
そして健は援護として博士から派遣されたレッド・インパルスのメンバー、正木と鬼石の2人に助けられ、カッツェの前にあわられ戦い始めます。
そして4人も加わり、みんなでカッツェを翻弄。長い間使用するとメガザイナーは破壊する。それを狙って無駄玉を撃たせ、ついにメガザイナーは煙を吐き出します。

逃げるカッツェ。その後をレッド・インパルスの2人が追いかけて行きました。
それを見上げる健たち。ジョーは健に亡き父の形見である帽子を渡します。じっとそれを見つめる健。

バードスタイルで居られる喜び。ナレ様の通り、きっと彼らはとりあえず安堵したでしょうね。
でもあんなものが開発されてちょっとうかうかして入られません。

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第75話「海魔王ジャンボシャコラ」
2017-09-27 Wed 19:53
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大きな蝦蛄ちゃんのお話です。

ギャラクターはマントル計画を邪魔するべく、戦いに挑んできます。
そして彼らは戦闘機で防衛隊と戦いますが、途中でエンジン切れで空母(ジャンボシャコラ)に戻り燃料補給。それをちょうど竜の父親が率いる漁船が漁をしており、父親はその補給の様子を見ていました。
と、戦闘機は突如漁船に向かって攻撃を仕掛けてきます。最初はどうしてこんな通りすがりの漁船を攻撃するんだろうと思っておりましたが・・父親に見られたからなんですね、きっと。
沈没する漁船・・・。


南部博士の別荘に来ていた忍者隊は早速集められ、出動します。
そして一人近くで芝生に寝そべっていた竜は、やってきた弟の誠二から、父親の遭難を聞かされ、動揺。(弟君、よく彼の居場所が分かったなあ)そしてそこへ非情にも出動命令が。
竜は悩みますが、任務は絶対です。すがる弟を突き放し、現地へ向かいます。弟は兄をなじりますが、もう後戻りできません。

そんな時マントル計画中央研究所がジャンボシャコラに襲われ、破壊されてしまいます。健たちは竜がいない為合体できず、雑魚をやっつけることだけで精一杯。
博士の前でうなだれる4人のところへ遅れてやってくる竜。

その後燃料輸送のタンカーが襲われているとのことでGPは急行・・・でしたが、なんと大きく進路を反れ、駆けつけたときにはもうタンカーは大破してオイルが流れていました。原因は竜が父親のことが心配で心ここに在らず、だったからです。
戻ると博士の雷が落ちますが、健が反論。自分たちはロボットではない、人間だ。驚いた竜は彼を抑えようとしますが、博士は怒って彼らに出動禁止を言い渡して部屋から出てしまいます。

竜の様子がおかしいと思っていた健は、誠二から父親の遭難を聞いて竜の元へ行きます。
自分なら任務より親の救出に向かうと力説し、みんなを引き連れて博士の命令を無視し出動します。
でもその話を聞いていた博士は、モニター越しに遭難した人々を救いに行けと命令します。

早速小島にいた船員たちを発見。竜は父親の元気そうな姿を見て嬉しそうです。
助けにやってきた忍者隊を見て感激する父親、思わず自分の息子のことを愚痴ります。そしてその息子と知らず竜のところへやってきて、ジャンボシャコラの弱点を話し出します。戦闘機が離れたそれは内部が丸見えだからそこを狙うといい、と。
GPはジャンボシャコラが狙いを定めたウラン貯蔵倉庫に向かいます。向かってくる戦闘機は無視。
ジョーは意気揚々と超バードミサイルを鉄獣に撃ち込もうとしますが、竜はそれを制し、自分がやると宣言。思い切ってボタンを拳で叩き発射させます。

超バードミサイルはジャンボシャコラに突き刺さり、右往左往するギャラクターを尻目に爆発します。
そして飛び出していた戦闘機たちは、燃料補給ができず、そのまま海へと落ちていきました。

帰還するGP。
私情と公務の板挟みは、社会に出ると嫌という程感じます。
特に忍者隊はそれが尚更重くかかってくるから辛いですね。


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先週のジョー<37>本当は・・・
2017-09-26 Tue 18:24
73話「カッツェを追撃せよ!」
この回では、ジョーは竜と組んでカッツェを追い詰めます。だけど・・
ファンは、もうすでにこの2人がうまく行かないことは百も承知です。

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バナナ大好きな竜。たわわに実っているものを見て立ち止まります。
ジョーに罠かもしれないと言われ、いったんは手を引っ込めますが、誘惑には勝てず、ついに手にしてしまう。

「やめろ!」

ジョーはバナナをたたき落とします。
竜は当然怒りますが、それはやはり爆弾でした。煙を吐き出し、すんでのところでジョーがたたき落として難を逃れます。
ちょっとばかりバツが悪そうな竜。



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そんな竜は、怪我をして動けずにいた小鹿を発見。ジョーの制止する声を無視して小鹿を介抱してやろうと森の奥へ。
でもやはり罠が待っていました。花から突如触手のようなものが飛び出し、竜を引きずっていこうとします。
ジョーはエアガンでそれを破り、花を破壊すると同時になんと竜の上に覆い被さって彼を衝撃から守ります。

ジョーは竜に「冷酷だ」と言われてしまいますが、常にあたりを警戒しいつでも敵を撃てるようにエアガンに手を置きます。


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ギャラクターに囚われた甚平。それを見た竜はやはり出て行こうとしますが、ジョーが再び制止。
「今出て行ったら、同じ目に遭うだけだ!」

が、竜はここでも「(お前が)冷たいのは生まれつきじゃろうが、おらは違う、人間だからの」と言い放ち、さっさと助けに行ってしまいます。
竜の言葉にちょっと愕然とするジョー。

冷たいのは生まれつきだのおらはお前と違って人間だ、という言い方は酷いですが、でもジョーはそうならざるをえない事情があるのです。
ジョーは両親がギャラクター(これは後になって判明することですが)であり、彼らを汚いやり口で殺され忍者隊として戦うことになって血なまぐさいものを随分見てきていると思います。

一方の竜は、故郷に家族がいるという理由で大抵戦いの場に赴くことなく留守番が多い。なので百戦錬磨のジョーと違い戦いに関して実体験がない分危機感がありません。
戦いの場における危険性を熟知しているからこそジョーは竜を叱ったりするのですが、それが竜には冷たく映るのかもしれません。

でもみなさんご存知の通りジョーはとても仲間思いなのです。
当然竜のことも大事に思っている。自分と組んでいる時は彼を命の危険にさらしてはいけない、守らなければならない。
そんな思いからついきついことを言ってしまうのかな。と思うわけです。


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いつも心の中に
2017-09-23 Sat 10:59
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929が近づく頃の恒例の天使です。

今までは彼一人のイラストが多かったのですが、今回はちと趣向を変えてみました。
親友(戦友)だった彼を失い喪失感に襲われている健にそっと何も言わず寄り添っているジョーという感じ。でもきっと健にはジョーの姿は見えないし声も聞こえない。

話の前半を見る限りはそんなそぶりもなくてただの同僚という感じの2人だったのですが、後半にはお互い信頼し合い時には拳を交わす、深い仲(いい意味でね)になった彼らだと思います。

そんな中で片割れがいなくなった時の気持ちは他人にはわからない特別なものでしょうね。


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第74話「バードスタイルの秘密」
2017-09-22 Fri 20:53
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さて74話です。これは私にとって鬼門な話です。
それはいつもこの回だけ再生不能になるということです。なぜかここの部分だけ音声は出るけどテレビで言う砂嵐のような感じに。(スクショ撮っておくと良かったかなあ?)←というか、世代がわかるって(爆)

新しいブルーレイディスクレコーダーだったので期待したんですが、やはりダメでした。
というわけでDVDです。これはスクショが撮れないので携帯。画面が悪いですがどうぞお許しを・・。


のんびり遊園地で過ごすジュンと甚平。突如地響きがして海からあのマンモスメカが登場。自分を追い回した忍者隊憎し、とばかりに海洋研究所、そして遊園地を襲います。
ジュンと甚平は子供達を避難させますが、その騒動の中ジュンは靴の片方をなくしてしまいます。

帰って博士にそのことを話すと、博士は怒り心頭。その靴をギャラクターの手に渡ったら大変なのことになる、みんなで探すんだと命令。帰りかけた男たちも足止めを食らいます(笑)

そしてそれは現実のものに。焼却炉に投げ入れても全く燃えることのない靴に疑問を抱いたギャラクター。レーザー光線を当てたところ靴がみるみる姿を変え、白いブーツに。そう、ジュンのバードスタイルのブーツに変身してしまったのです。
そして科学力を駆使してとうとう16歳の女の子が靴の持ち主であることを突き止めたのです。

そこでギャラクターが考えた作戦が「シンデレラ作戦」。街中のビューティーセンターで16歳の女の子を集めようというわけです。それを聞きつけ、向かうジュン。ちゃっかりモデルにピッタリな女の子たちの中に加わります。
探していた5人の女の子たちを見つけ出したため満足して基地へと向かう飛行船。
それとすれ違ったGP、そこにジュンがいることに気づいてついていきます。
ジュンが心配な甚平ですが、ジョーは一緒に連れて行かれた女の子たちのことも心配。ジョーらしい。(女の子たち、あんまり可愛くないんだけど・・)

基地へ連れてこられたジュンたち。カッツェが直々に彼女たちの顔を確かめようとします。忍者隊はブレスレットをしているというセリフにそっとそれを外すジュン。ジュンの時になったその時、GPがやってきます。ここへ来る前にジュンはバードスクランブルで知らせていたのです。
それに驚いて指示に向かったカッツェ。その隙にジュンは女の子たちを連れて逃げ出します。
そして奥の部屋に置かれていた靴を発見し、再び女の子たちと逃げるジュンは、いつの間にか変身し、ギャラクターと戦います。そこへ天井を突き破って健、ジョー、甚平の3人がやってきて、女の子たちと一緒に脱出。
その時に健が探知機をつけて行ったので、彼らが撃ったミサイルがUターンしてマンモスメカに。カッツェは逃げ、鉄獣は大破しました。

カッツェを取り逃がしたことを悔やむ健ですが、女の子たちが無事でよかったと安心のジョーなのでした。


ちなみに。
最初の方でスナックJで給仕する甚平のシーンのバックで流れる曲。これはモナリンス王国でのファッションショーで演奏されてた音楽ですが、これはショパン(ダグラス編)作曲『バレエ<レ・シルフィード>第3曲:ワルツ変ト長調』。
先ほど食事の時に聞いていたBGMで判明しました。
この作品は思いがけないところでクラシック音楽が聞けます。(有名なところでは81話の『バッハ:トッカータとフーガ』)




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第73話「カッツェを追撃せよ!」
2017-09-21 Thu 20:03
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逃げるものは深追いしない、それが今までの忍者隊でした。ですが、博士は戦いぶりを収めたビデオを諸君に見せ(八つ目ウナギでしたな〜、ということはオーロラ作戦の時?)いつもこうして小型のロケットに乗ってカッツェが逃げていると教え、カッツェをとことん追うように指令。さあ、世紀の大捕物帳が始まります!(なんて)

にしても博士っていつも諸君の戦う姿をビデオに収めているわけ?まるで運動会で脇目も振らず我が子の姿をビデオに撮る親みたいだ(爆)←間も無く勤務先でもこんな風景が・・・
きっと博士の書斎には、彼らの姿を網羅したビデオがずらり〜と並べられているに違いない。スートーカーかい。
いや、下さい(こら)

と目の前にカッツェの姿を見つけると近づくGP。カッツェは彼らが追ってきたので慌てて応援を要請。
するとそのカッツェをここぞとばかりにミサイルでぶっ殺そうとするジョーと反対に生かしたまま捕まえるという健が一触即発!というか、もう健はジョーをぶん殴ってしまったわけですが。
でもあれだけぶっ飛んだということは、健の力が強かったというか思いっきり殴っていたということか、それとももうジョーの体調が・・・。いや、考えすぎだよね。

そんなこんなで一悶着あったメンバーたち(正しくは2人だけ)。カッツェの逃げ先であるジャングルへと降り立ちます。
ここでジョー&竜、健&ジュン、そして甚平と3方向に分かれ、カッツェを追い詰めることに。
が、この森は罠だらけ。レーザーにやられそうになった健は空にいる甚平に、ジョー達に気をつけるよう伝えますが・・。

ジョー達はもうすでにいろいろな罠に翻弄。のんびり屋の竜と衝突しながら彼を守り切り抜けるジョー。竜には冷たく映ったジョーですが、戦いにおける心構えを知っている彼ですので心を鬼にして竜を叱咤します。
そしてヘリコバギーで逃げるカッツェを捕らえようとしますが、代わりに飛び出してきたジャガーの群れ(実はギャラクターの変装)に襲われ、催眠ガスを嗅がされて墜落してしまいます。
それを見て駆け付けた健とジュンですが、すでに甚平は連れ去られていました。

怪しい原住民たちのこれまた怪しい儀式に遭遇するジョーと竜。原住民たちは神に捧げる生贄として何かを差し出そうとしますが、それは甚平でした。竜は思わず制止するジョーを振り払い、助けに向かいます。案の定見つかってしまい、竜はそこにいたギャラクター隊員たちをバッタバッタと倒して大暴れ。
が、神官らしき人物が大きな鎌で甚平を殺そうとしますが、ジョーがすかさずエアガンで鎌を奪い取ると、神官を倒します。それはカッツェの変装でした。しかもカッツェはすり抜け、その場から逃げ去ります。
そして地響きがしてカッツェの逃げ込んだところから巨大なマンモスメカが登場。
ジョーたちは、やってきたGPに助けられ、やっと5人揃います。

マンモスメカに超バードミサイルを撃とうとしたジョーですが、足元を駆けて行く鹿の群れを見て断念。マンモスメカをなるべく奥地へ行かせるため、GPで誘導します。
そして敵側のミサイル発射と同時に超バードミサイルを発射。マンモスメカの足元はすでに自分の重みで崩れていました。
なのでミサイルの衝撃で大きく崩れ、また自分のミサイルで雪崩も起きたので、マンモスメカは深い谷底へ・・・。
カッツェはまたもや逃げ去ります。

結局またカッツェを逃したことに煮え切らない思いの忍者隊です。

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先週のジョー<36>お住まい拝見
2017-09-19 Tue 18:09
71話「不死身の総裁X」では、ジョーの住んでいるトレーラーハウスが登場しました。

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一人でヒマラヤに行ってしまった甚平。慌てて健に知らせるも釣れないお返事なのでジョーに助けを求めるジュン。
でもジョーもすぐに飽きるだろうからと相手にしません。

2人ともどうせ子供の戯言だからとバカにしているのか、忍者隊なんだから大丈夫という安心感があるのか。
どちらにせよ心配ナッシング、です。

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そのジョーが返事をしている場所がトレーラーハウスのそば。言わずと知れた彼のお住まいです。
とまあそんなわけなので住所とはいえ移動式なのできっといつも同じ場所におらず毎日気が向けば色々なところを転々としているのでしょう。
トレーラーハウス自体はそれまでにも登場しているので特段目新しいわけではないですが、ほんのちょっぴり内装がわかる感じに。

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入った左側にベッドがあって、その近くには地図らしきものが貼ってあります。世界地図?これを見てもしかしたら故郷でも眺めてもの思いに耽ってたりするのかなあとか思ったりして。

他のメンバーのようなちゃんとした建物じゃないところが自由人のジョーらしいです。

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水彩画に挑戦
2017-09-18 Mon 11:14
私のイラスト画の基本は、以前は下絵を描いたものをスキャンして、色塗りスタイル。今はペンタブで下絵を描いて色塗り(いつもフォトショ)。という感じでした。
それか、水彩色鉛筆で彩色したもの。

今回は、「水彩毛筆」というのを使ってみました。
水彩毛筆というのは、分かりやすく言うと筆ペンの毛筆版。筆ペンというのはみなさんご存知ですよね。穂先が硬くペンのうように描くもの。
その穂先を筆のような柔らかいものを水彩毛筆と言います。まるで水彩画を描いているような感じになります。


手順としてはまず下絵。今回はジュンのイラストを描いてみました。

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下絵には、水彩に耐えられる専用の用紙です。水彩画用紙として調べれば出てきます。
私はパッド式のA4サイズ。大きいサイズもあるのですが、スキャンする時ようにこのサイズです。

デジタルと違って下絵の線が見えるので、余計な線は極力消すことが必要ですね。あちらはごまかしとか色々出来ます(爆)が、水彩は綺麗に仕上げるのに結構気を使う。

まあだけど・・あまりジュン描かないので可愛く描くのは難しいですね。特にちょっと目が怖いかなあ。
ジョーの絵も最初の頃は目が怖かったので慣れてくれば可愛く描けるかな。


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色をつけてみました。これならまあそれなりにできた感じ?
目も水をつけて補正したんですがあまり変わらないか。

あ、そうそう水彩なので、間違えたりした場合は水をつけて薄くしてティッシュか何かで拭くと直せます。
それから背景のぼかしは、あらかじめ紙に水を含ませてその上からなぞると薄く塗れます。その逆でも可能です。

普通の紙だと水を吸ったらもう乾くとシワが寄ったりゴワゴワして波打ってしまうのですが、これは専用なのでそれはないです。

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こちらが用紙と水彩毛筆セットです。36色あります。
水彩毛筆はいろいろ種類があって迷いましたが、口コミとかを参考にして購入しました。(皆アマゾンで)


私のイラストデビューは幼稚園児の頃の鶏の絵でした。
先生が「あらー、キサラさん(仮名)は絵が上手ね〜」と褒めてくれたのを真に受けて(笑)気を良くしたのが始まり。
小学校に入るととにかく図工の時間が大好きでしたね。もう全部の教科が図工ならいいのにという勢いです。
好きな教科はそれと音楽だったので私はひょっとして芸術家肌?なのかも(自画自賛)←ジョーダンですから〜

先生!鶏がここまできましたよ!(お元気かなあ)


そんなわけで時たま水彩画をやってみたいと思います。ジョーのさらっとしたイラストが描けたらいいな。

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第72話「大群!ミニ鉄獣の襲来」
2017-09-15 Fri 20:55
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アマゾニアにバッタが大量発生!
誰も話を聞いてくれないとスナックJで水ばかり飲んでいる昆虫学者である戸田博士。ジュンが話を聞いてみると、なんでも本来いないはずのアマゾニアのジャングルにバッタが異常発生しているとのこと。早速他の3人も呼んでみんなで戸田博士の話を聞きます。
そして甚平は博士についてアマゾニアへ行くことを決心。バッタ1匹10円で売り飛ばそうと考えているようですが(爆)

そしてチャーターしたセスナ機でジャングル上空を飛ぶ甚平と戸田博士。が、目の前に突然バッタの大群が現れ、セスナ機は制御を失い墜落します。甚平は見よう見まねで沼地に不時着。彼らはジャングルの中の小屋で調査開始です。が、甚平は健に連絡を入れようとして妨害電波で邪魔されていることに気づきます。
するとその時にやってくるバッタの大群。甚平がそれを話すと、戸田博士は防虫剤を小屋に撒き始めます。するとあることを思いつく甚平。
そして甚平は窓先に止まっていたバッタを捕らえます。それはとても精巧に作られたメカでした。そしてそのバッタが出す誘導の周波数を割り出すことに成功します。博士はそれを伝える手段がないとつぶやきます。

バッタが大量発生したことでアマゾニアのジャングルが脅かされているとあれば忍者隊出動です。
そしてジャングルにやってきた彼らは、ほとんどの木々の緑がバッタに食い尽くされているのを見て愕然。が、一部分だけ残っていました。それはバードシグナルの形をしていて、甚平が示した合図だったのです。
やってくるGPを見て、甚平のした機転に感心する戸田博士。そしてその甚平は健たちに会えて思わずジュンに抱きつき泣き出す。何泣いてんだと竜がからかってみんなで笑う。ほっこりする一コマです。

さて、バッタの誘導を起こしているのはやはりギャラクター。大きなバッタメカを使い、中でバッタを羽化させていたのです。(まるで研究所・・)
カッツェは総裁Xの命を受け、バッタを世界中に放して破滅させようと企んでいました。
そこで戸田博士からもらったデータを使い、GPから誘導電波を出し、世界中に散ろうとしていたバッタたちをおびき寄せることに。そして遠く離れた場所へと連れて行くと超バードミサイルで発射。そして残った1機のミサイルをバッタメカに撃ち込みます。(撃ったのはもちろんジョー様です!)

ああ、これで戸田博士の長年の研究が報われた・・。でもやっぱり大量のバッタたちはメカじゃなくて本物なんだよな〜・・と思うとちょっとかわいそうな気もします。ギャラクターによって増やされて結局殺されちゃうんだからね。

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